Veritas
神戸港の歴史

港都が育んだ
美術品鑑定の専門性

東西交流の歴史から生まれた確かな眼

ホームに戻る

私たちの物語

Veritasは2018年、神戸の国際的な歴史に着想を得て設立されました。開港以来、この街は東洋と西洋の文化が交差する場所として発展し、多様な美術品が行き交う拠点となってきました。私たちは、この地域に根ざした国際的な視野を持ち、美術品の真価を見極める専門企業として歩んでいます。

創業者の田中剛は、東京藝術大学で美術史を学んだ後、ロンドンとニューヨークの主要オークションハウスで研鑽を積みました。帰国後、日本の美術品市場において透明性と専門性の向上が必要だという確信のもと、神戸を拠点とする独立系の鑑定・仲介企業として当社を立ち上げました。地域の歴史的背景が持つ多文化的な特性を活かし、アジア市場と欧米市場の両方に精通した組織作りを進めてきました。

設立から7年が経過し、現在では年間200点以上の作品評価と、50件を超える取引仲介を手がけています。所属する鑑定士は東洋美術、西洋絵画、現代アート、工芸品など、それぞれの専門分野で10年以上の経験を持ち、国内外の美術館や研究機関とも連携しながら業務にあたっています。クライアントは個人コレクターから企業、美術館まで多岐にわたり、それぞれのニーズに応じた柔軟なサービス提供を心がけています。

私たちが大切にしているのは、単なる価格評価を超えた作品理解です。それぞれの美術品が持つ歴史的背景、制作技法、市場での位置づけを総合的に分析し、所有者の方々が納得できる判断材料を提供することを使命としています。評価書には詳細な調査結果と市場データを記載し、なぜその価格に至ったのかを明確に説明します。

また、美術品の保存と流通に関する知識の普及にも力を入れています。定期的に開催する勉強会では、適切な保管方法、保険の選び方、相続時の注意点など、所有者が知っておくべき実務的な情報を提供しています。美術品は文化的価値と経済的価値を併せ持つ特別な資産であり、その両面を適切に管理するための支援を続けていきます。

品質基準と安全管理

信頼される評価と取引のための体制

評価基準の透明性

評価には国際的に認められた鑑定手法を採用し、複数の市場データベースを参照して適正価格を算出します。作品の状態評価には統一基準を用い、修復履歴や保存状態を詳細に記録します。

  • 複数の専門家による確認体制
  • 市場動向の定期的な更新と反映
  • 評価根拠の文書化と説明

作品の安全管理

預かった作品は温湿度管理された専用施設で保管し、24時間のセキュリティ監視下に置かれます。移動時には美術品専門の輸送業者と連携し、適切な梱包と保険付きで安全を確保します。

  • 温度22℃±2℃、湿度50%±5%の維持
  • 全作品の総合保険加入
  • 取り扱い手順の厳格な遵守

情報保護と守秘義務

クライアント情報と作品データは厳重に管理し、業務上必要な範囲を超えて第三者に開示することはありません。デジタルデータは暗号化して保存し、アクセス権限を制限しています。

  • ISO27001準拠の情報管理体制
  • 従業員への守秘義務契約
  • 定期的なセキュリティ監査

継続的な専門性向上

鑑定士は国内外の研修に定期的に参加し、最新の鑑定技術と市場知識を習得しています。新たな作家や動向についても研究を重ね、変化する美術市場に対応できる体制を維持しています。

  • 年4回以上の専門研修参加
  • 国際機関との情報共有
  • 学術論文と市場レポートの研究

専門知識と実績

美術史に基づく作品理解

美術品の評価において、単なる市場価格の参照だけでは不十分です。作品が制作された時代背景、作家の創作過程、技法の発展史といった文脈を理解することで、初めて適正な価値判断が可能になります。私たちの鑑定士は美術史の専門教育を受けており、西洋美術史、東洋美術史、日本美術史それぞれの分野で深い知識を持っています。

国際市場との接続

神戸という地理的特性を活かし、アジア各地のコレクターや取引業者との関係を構築してきました。また、欧米の主要オークションハウスとも協力体制にあり、日本国内で入手困難な作品の探索や、海外市場での販売機会の開拓を支援しています。為替変動や関税規制にも精通し、国際取引に伴う実務的な課題にも対応できる体制を整えています。

技術的分析能力

作品の真贋判定や状態評価には、目視だけでなく科学的な分析手法も活用します。紫外線照射による修復箇所の確認、X線撮影による下絵の検証、顔料分析による制作年代の推定など、必要に応じて専門機関と連携しながら多角的な調査を実施します。特に高額作品や来歴が不明確な作品については、こうした技術的検証を経て評価書を作成します。

法務と税務の基礎知識

美術品の所有や取引には、相続税評価、譲渡所得税、文化財保護法など、様々な法的側面が関わります。私たちは税理士や弁護士と連携しながら、これらの実務的な課題についても助言を提供しています。特に相続時の評価や、海外との取引における規制対応については、豊富な経験を基に適切な手続きをサポートします。

市場動向の継続的な追跡

美術品市場は経済情勢や収集傾向の変化によって価格が変動します。私たちは主要オークションの落札結果、ギャラリーでの販売価格、美術展の開催状況など、多様な情報源から市場動向を分析しています。月次で作成する内部レポートには、ジャンル別の価格推移、注目作家の動向、投資家の関心分野などをまとめ、評価業務に反映させています。この継続的な市場研究が、時代に即した適正評価を実現する基盤となっています。

所蔵作品について相談しませんか

評価、売却、購入、保管方法など、美術品に関するあらゆるご相談に対応します。まずはお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせフォームへ